済生会ウエルネスリハデイサービス「ライヴリー」事業開始
社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会(北海道小樽市、支部長 近藤真章)は、4月1日に介護保険通所介護事業所 ウエルネスリハデイサービス「ライヴリー」を開設いたしました。当事業所は、「活きいき生活を送るための実践の場」をコンセプトに、カラダの健康・心の健康・生活中の楽しみ・自分らしい生活、の4つ視点につながるプランを提供し、利用者のQOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)を高めるサービスを提供いたします。
具体的なサービスとしては、近年プロスポーツなどで導入されている、最先端の脳・運動活性化理論「ムーブメント・プラクティス」を、全国で初めて介護分野に取り入れています。カラダの機能を最大限に引き出すための動作を体験・学んでいただくことで、痛み、怪我、疲れやすさに繋がらない動きを習得していただきます。また、人口減少や少子高齢化、小樽特有の中山間・豪雪地帯という生活環境を背景に、日常の買物機会が十分に提供されない状況に置かれている人々いわゆる「買物弱者」への対策が必要となっています。当事業所では、「買い物を楽しみたい」という高齢者の生活を支援するため、買い物動作を細かく分解して訓練プログラムに落とし込んだショッピングリハビリも提供いたします。歩行器とショッピングカートを一体化させた歩行補助器具を使い、イオン小樽店やウイングベイ小樽のテナントと連携したサービスを実施いたします。
北海道済生会は、市民が活きいきと生活を送ることができるよう地域の課題解決に取り組むと共に、先駆的な事業開発を並行的に進め、小樽の持続的発展に貢献してまいります。