織田副診療部長(整形外科)の記事が新聞掲載されました
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)について当院織田副診療部長(整形外科)記事が新聞掲載されました。手の指にしびれや痛みを生じる「手根管症候群」。発症頻度が高く、圧倒的に女性に多い疾患です。
手根管症候群は、靭帯の肥厚や腱の炎症やむくみによって手根管内の正中神経が圧迫されることで起こると考えられており、親指から薬指にかけて、しびれや疼痛、運動まひ・感覚まひを生じる疾患です。
手をよく使った後や夜間・早朝に痛みが増強するのが特徴で、進行すると「母子球筋」という親指の根元の筋肉が萎縮し、親指と人差し指で円を作ろうとすると楕円になってしまいます。
また、原因ははっきりとはしませんが、発症比率は1対9と圧倒的に女性に多く、40代以降の女性に好発します。
治療を大別すると「保存療法」と「手術療法」の二つがあります。手術は15分程度で終わり、一度手術すれば根治することが期待できます。
指の痛みやしびれでお困りの方は一度当院整形外科を受診してください。