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病院長あいさつ

院長 和田卓郎

 国内初の新型コロナウイルス感染症が報告された2020年1月16日から、2年3か月になろうとしています。6つの大きな感染の波が来襲し、2022年3月31日現在、累計感染者数は約650万人を超え、2万8千人の方が亡くなられました。1日あたりの新規感染者数は未だに5万人を超えており、収束の目途は立っていないのが現状です。しかし、感染しても重症化、また死亡する方は確実に減少しています。ワクチン接種、医療体制の整備に加え、一般の方々の感染に対する意識が向上し、行動変容が図られたことがその要因と考えています。出口はそう遠くありません。済生会小樽病院は重点医療機関として、コロナウイルス感染の患者さんの入院治療にあたってきました。発熱外来、ワクチン接種も行ってきました。同時に救急をはじめとする一般医療を両立し、切れ目なく提供してきました。ウイズコロナ、そしてポストコロナに向けて、引き続き尽力していきます。

 恩賜財団済生会は明治44年(1911年)、明治天皇が医療により生活困窮者を救おうと創設されました。現在全国に82の病院、302の福祉施設等を展開する日本最大の社会福祉法人です。済生会小樽病院は1924年に小樽市手宮に小樽診療所として開設し、1952年に病院診療を開始しました。以来、施薬救療(分け隔てなくすべての人々に医療・福祉の手をさしのべる)の法人理念のもと、地域の人々に寄り添う医療に取り組んできました。2013年に札幌寄りの小樽築港に新築移転し、2019年8月、敷地内に新築移転した重度心身障がい児(者)施設「みどりの里」と経営統合し現在の体制になりました。

 済生会小樽病院は急性期一般病棟155床、地域包括ケア病棟53床、回復期リハビリテーション病棟50床、「みどりの里」重症心身障がい児(者)病棟120床からなる、総病床数378床の病院です。地域密着型病院として、充実したリハビリテーションのスタッフと施設を生かし、急性期から回復期まで切れ目のない、一貫した医療を提供しています。診療科は地域のニーズに特化し、内科・消化器内科、循環器内科、脳神経内科、緩和ケア内科、外科、整形外科、泌尿器科、小児科、リハビリテーション科が最新の診療を行っています。中でも整形外科に強みを持ち、小樽・後志2次医療圏の運動器の外傷・救急医療、変性疾患、スポーツ障害のセンター施設になっています。「みどりの里」は、重い障害を持つ方々の、治療と生活の場です。済生会小樽病院は医療・福祉・介護を一体的に提供し、街づくりにも寄与する、地域医療の最前線に立つ病院です。

 済生会は、近接する大型商業施設ウイングベイ小樽、行政と連携し、障害を持つ方、社会的に弱い立場にある方を社会の一員として支えあう街づくり(済生会ウエルネスタウン構想)に取り組んでいます。病院内から移転・統合した地域包括ケアセンターによる地域住民の生活支援、児童発達支援事業「キッズてらす」、就労継続支援事業「ぷりもぱっそ」、フードバンクなどの事業は高く評価されています。本年度は生活習慣改善プログラムとして、商業施設内のウオーキングコースでのポールウオーキング、買い物をリハビリメニューとする通所介護事業にも取り組みます。

 コロナウイルスは私たちの健康を害しただけではなく、経済を疲弊させ、失業、貧困、教育格差、差別など様々な社会問題を引き起こしました。加えて、地域における少子高齢化,人口減少を加速させました.地域の皆様が真に求める医療を創造し,健康を守ると同時に、ポストコロナの社会の再生、活力のある街づくりにも参画するのが済生会小樽病院の使命と考えます.当院の理念は「かかって良かったと思う病院。働いて良かったと思う病院。地域と共に歩む病院。」です。理念のもと、最高の病院づくりを目指しスタッフ一同尽力して参ります。
 

令和4年4月 

済生会小樽病院 院長 近藤 真章


 
主な経歴 1984年(昭和59年)札幌医大卒
札幌医大整形外科入局
ペンシルバニア大学留学、札幌医大整形外科准教授、道民医療推進学講座特任教授を経て、2014年4月当院勤務。
2017年4月より済生会小樽病院病院長




 

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