災害体験を富田林病院看護師さんに伝達
2019.2.5、雪が舞う氷点下の済生会小樽病院に、済生会富田林病院から卒後5年目の看護師の皆さん(佐伯さん、上原さん、辻さん、山本さん)と永井副看護部長が来院されました。昨年の9月6日に発生した【北海道胆振東部地震】を経験した実際から、「災害支援」について学びを得たいとの目的意識を持たれて、この度5年目研修として来院されました。発災時の状況に関する総括は、当院事務部長より説明がありました。また北海道看護協会の災害支援ナースとして活動した根布看護師からは、被災された方の状況をはじめ、被災後の時期によって支援内容が変化すること(災害サイクル)、支援ナースとしての活動終了時期の役割、被災地での看護実践には“考える力”が必要になること、さらに支援する側のストレスについても説明がありました。
参加された皆さんは、とても熱心に耳を傾けられ、ディスカッションの際も沢山質問をされておりました。我々も再度【北海道胆振東部地震】を振り返る機会となりましたし、今後は情報を共有し合い、日頃からの準備や訓練に力を入れていければと思います。冬靴を新調され極寒の北海道に足を運んで頂きまして、本当にお疲れさまでした。