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変形性股関節症

 変形性股関節症は何らかが原因で股関節の軟骨がすり減り、股関節の痛みが生じたり、可動域が悪くなったりする病気です。原因としては寛骨臼形成不全という骨盤の骨が生まれつき浅い方に多く発生することが知られていますが、最近ではFemoroacetabular Impingementという骨の形が原因となって起きることも明らかになってきています。変形性股関節症といっても痛みの原因は様々です。関節の中で炎症が起きて痛みが起きている場合や、水がたまっていたり、早期には関節がゆるいことによって関節の周りの筋肉が硬くなって痛みが起きていたりしています。進行すると人工関節の手術が必要となる場合があります。年齢や仕事などを考えてどういった方法で痛みをとっていくのかを一緒に考えます。まずはご相談いただければと思います。

※両股関節共に関節の隙間がなくなっています


※左股関節(向かって右)に人工関節を入れることで痛みがなくなりました

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