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小樽老人保健施設はまなす 職員エッセイ 2024年度エッセイ 職員エッセイ12 「交通事故により、一から鍛え直しになりました(号泣)」 2024.08.30

職員エッセイ12 「交通事故により、一から鍛え直しになりました(号泣)」 2024.08.30

交通事故により、一から鍛え直しになりました(号泣)
今回は、介護課の伏黒です。

 自分は日頃より、長距離ランニング、サイクリング、筋トレ、山菜取り、キノコ採り等アクティブな、趣味が多く、やり過ぎて怪我をする事もある、脳筋寄りの中年でしたが、昨年12月ランニング中に、
わき見運転のトラックに後ろから轢かれる交通事故に遭い、ICUで10日以上を過ごす事になりその間、医療スタッフの懸命な治療、リハビリスタッフによる訓練、家族の見舞いにより元気をもらい、事故日から、2か月で退院する事が出来ました。

退院後は、後遺症で、強い眩暈、血圧上昇、現在も続く、痛み、嗄声、内服副作用による胃の不調、
自律神経の乱れ、左下肢神経麻痺等があり、数か月間の自宅療養中に、通院と、医師より許された範囲での運動の日々を送っていましたが、今月より職務内容限定で、職場復帰する事が出来ました。

事故時、激痛はありましたが、意識もはっきりあり (何か所かは骨が折れている自覚や、左下肢からかなりの流血している様な感覚もありました。) 前方を見ると中型のトラックが停まっており、これはかなり危険な状態かもしれないと、絶望感に駆られましたが直後、父と妻、姉妹やその家族、同年に亡くなった母の顔が思い浮かび、意識を失うわけにはいかないと強く思い、直ぐに事故の衝撃で、吹き飛んだ眼鏡を必死で探していると(興奮状態だった為、何とか歩く事も出来ていましたが、眼鏡がないと生活出来ません。) 高齢の運転手さんが直ぐに駆け寄ってきて、謝罪と共に110番と119番に通報し、吹き飛んだ眼鏡も見つけてもらい、自分は、身分証の確認と、家族に連絡行い警察と、救急車を待つ事になりました。通報してもらった事や、家族に状況を説明出来た事で、緊張がとけたのか、それからは激痛で身動きも取れなくなり、救急搬送後直ちに全身の検査を行う事になり、ICUに入院になりました。
結果、右肋骨が8本、一部前後から折れて血気胸、右胸骨、右骨盤、右腰椎等、右半身に多数の骨折、左肩甲骨骨折、一時的に肝不全、腎不全になる重傷を負い、4か月程度の入院の診断を受けました。

 入院当初、生命力が著しく低下していた事が、後に当時の自分の症状を調べていたら分かりました。
家族や、特に親切なスタッフと会話をする時に、いつも欠伸が出る症状があり、所説あるようですが、どうやら、生命力が著しく低下している時に、安心出来る相手が側にいるとその様になるらしいのです。

今回の事故は、自分にも全く落ち度がなかったわけではないと思いますし、結果多くの方に多大な迷惑をかけたと、現在も反省と、周囲の方への感謝の日々です。
皆さんも、交通事故にはくれぐれもご注意下さい。自分が気を付けていても、相手側の注意力が不十分な場合、簡単に事故はおきてしまうのです。後遺症も長く、自分以外にも周囲の方々も苦しめます。

最後に、助かった事、回復が早かった事については、医療スタッフ、家族の支え、打ちどころが良かった幸運が大きかったと思いますが、普段から体を鍛えていた事も、少なからず影響があったと思います。
自分は30を過ぎてから本格的に運動を再開し、今回の事故でこれまでの体力の貯金を使い果たしてしまいましたが、鍛えていなければ、入院期間も、職場復帰までに要した時間は、より長かった事は間違いないと思います。運動が嫌いな方も、普段から、体を鍛える事をお勧めします。最初は辛くても体が慣れてくると疲れにくくなりますし、筋肉量が増えると、熱中症にも低体温症にもなりにくくなりますよ。

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