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小樽老人保健施設はまなす 職員エッセイ 2024年度エッセイ 職員エッセイ9 「猫について」 2024.08.09

職員エッセイ9 「猫について」 2024.08.09

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今週は、相談室の伊藤が担当します。

皆さん、猫はお好きですか?
犬猫飼育率調査によると、現在日本での飼い猫は約907万匹いるそうです。
今回は、そんな猫の豆知識を3つ紹介します。

① 猫は人を健康にする
機嫌が良い時に猫が鳴らす喉のゴロゴロ音。この音の周波数は、約25Hzの低周波で、この音を浴びることで、骨が丈夫になったり、骨折がはやく治ったりするという噂もあります。
また、猫に触れることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑えることができ、血圧が安定します。高血圧、高コレステロール、心臓疾患にも効果があり、アメリカ・ミネソタ大学の研究によると、猫を飼っている人は、飼っていない人に比べて、脳梗塞や心臓発作のリスクが30~40%軽減することもわかっています。

② 黒猫について
中世ヨーロッパでは、黒猫は魔女の使いであるとされ、忌まわしいものだととらえられていました。13世紀頃には、魔女狩りの本格化と共に黒猫まで迫害されていた時代もあったようです。日本ではどうでしょうか?時代は平安時代にまでさかのぼります。
その頃即位していた、第59第宇多(うだ)天皇は無類の猫好きで、父親の光孝天皇から譲り受けた黒猫を溺愛していました。愛猫の漆黒の毛色を「まるで黒い宝玉のようだ!」と絶賛、歩く姿を「まるで雲の上の黒龍のようだ!」と絶賛し、当時は貴重であった乳粥を、おしみなく猫に与えたりしていたようです。
その歴史は脈々と受け継がれ、江戸時代になってからも、黒猫は暗闇の中でも目が光って見えることから、どんなに世間が不景気でも、そこに光を見出せる存在として、商売繁盛をもたらすラッキーキャットとして大切にされていたようです。

③ 「クレオパトラライン」
トラ柄の猫によく見られる、目尻から頬にかけてのライン。名前を、「クレオパトラライン」 と呼びます。名前の由来は、猫がクレオパトラに似ているからではなく、逆にクレオパトラの方が猫に寄せて真似をしていたからだそうです。クレオパトラは、アビニシアン(猫種)を溺愛しており、アビニシアンは猫界のクレオパトラと呼ばれています。

私の家にも、猫が2匹います。6歳の女の子「ミュウ」と、今年で18歳になる黒猫の「ジジ」です。
ミュウは気が強くおてんばで、いつも家の中を走り回っています。ジジはおっとりした甘えん坊で、寝る時は毎晩枕元で一緒に寝ています。


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