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小樽老人保健施設はまなす 職員エッセイ 2024年度エッセイ 職員エッセイ6 「消防訓練」 2024.07.19

職員エッセイ6 「消防訓練」 2024.07.19

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消防訓練

介護施設では年に2回の消防訓練が法律で義務付けられていますが、以前に勤めていたホテルでも年に2回以上の消防訓練が法律で義務付けられていました。どちらの業種も実際に火災が発生すると大惨事につながります。
規模は別にして高齢者施設でもホテルでも避難訓練自体に大きな違いはありません。非常放送→初期消火→初期消火失敗→非常放送→避難誘導開始。ざっくりとホテルでもこんな感じでした。ただホテルでは外国人観光客が宿泊していることを前提に非常放送は日本語と英語の2本立て。夜間の出火を想定していて出火階とその直上階のすべての部屋をマスターキーで開けて仮想客(ホテル職員)を非常口まで避難誘導していきます。
ホテルで働いていた時にホテル内で実際に火災が発生したことはありませんでしたが、ホテルに隣接(建物から5メートルほど離れていた)の焼却炉(公園などにある公衆トイレよりすこし小さめの建物)から出火したことがありました。ディナーショーがあった12月の夜中に出火したのですが、いつもより焼却炉の中はゴミで満載でした。その一部に引火して初期消火できず119番通報しました。マニュアル通りにホテル名、住所、出火場所を伝え最後に宿泊客がパニックになったら困るのでホテルに近づいたらサイレンを止めてもらうようにお願いしました。
ホテルではなく焼却炉が燃えただけなので消防車が2台ほどやって来るだけかと思っていたらホテルからの通報ということで消防車が10台以上出動してきました。高齢者施設から119番通報した場合でも相当数の消防車がやって来ると思います。119番通報する機会がないことを祈っています。


                          3階 介護課長 横田 憲一郎


※ 写真は小樽市の消防訓練の写真を使用しています。

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