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診療科・部門

脳神経内科

外来診療担当表

休診・代診案内

担当医師

脳神経内科部長 林 貴士(はやし たかし)
脳神経内科医長 松谷 学(まつや まなぶ)
神経内科医長 藤倉 舞(ふじくら まい)
脳神経内科医長 平野 理都子(ひらの りつこ)
脳神経内科医長 田中 聡泰(たなか さとよし)

脳神経内科について

 脳神経内科は頭痛、めまい、感覚の異常(しびれなど)、筋力の低下、手足のふるえ、歩行困難など、様々な症状を扱う診療科です。そのような症状の原因として脳や脊髄、末梢神経、神経から筋肉につながる部分(神経筋接合部といいます)、また筋肉などの障害が考えられます。対象疾患としてはパーキンソン病や脊髄小脳変形症、アルツハイマー病などの神経変性疾患、脳炎、髄膜炎などの神経感染症、多発性硬化症やギランバレー症などの神経自己免疫疾患など、さまざまな神経系の疾患を扱っています。しかし一般の方にはあまり知られていない診療科であり、心療内科や精神科などと混同されることがありますが、脳神経内科は脳神経外科の内科版などと説明されることもあるように、心療内科や精神科とは扱う疾患が異なります。
 当科では脳卒中の後遺症による手足のツッパリやジストニアと呼ばれる筋肉の引きつりなどにボトックス治療や理学療法、作業療法を行っています。また、言葉の障害(失語や構音障害など)や飲み込みの障害(嚥下障害といいます)に対し言語療法、嚥下訓練を行っています。
 当科は平成16年より小樽の地で診療を開始し、以前は札幌など遠方まで通院を余儀なくされていた小樽、後志圏の患者様達の診療に当たってきました。この地域において、札幌医科大学神経内科と連携して、最先端の脳神経内科診療を御提供しています。前記の症状などでお困りの際は、お気軽に受診し、ご相談ください。
 外来は予約制をとっていますが、特に新患の患者様の診察には1時間前後の時間を要することもありますので、予め予約ダイヤルにてご相談いただき、余裕を持って御来院いただきたくお願いいたします。

スタッフ紹介

林 貴士(はやし たかし)

 
職名 脳神経内科部長
専門分野 神経内科全般
主な経歴 1997年(平成9年)札幌医科大学を卒業後、札幌医科大学附属病院、国立療養所八雲病院、登別厚生年金病院、市立芦別病院を経て2016年4月より済生会小樽病院勤務
専門医・資格 日本神経学会 専門医
総合内科専門医 
医師臨床研修指導医
 

松谷 学(まつや まなぶ)

松谷 学(まつや まなぶ)
職名 脳神経内科医長
専門分野 神経内科
主な経歴 平成2年札幌医科大学卒
国立療養所八雲病院、市立釧路総合病院を経て平成16年より当院勤務。
専門医・資格 日本神経学会 専門医・指導医
総合内科専門医
日本神経治療学会評議員
日本神経学会代議員
札幌医科大学大学院医学研究科臨床教授(神経内科学分野)
医師臨床研修指導医
 

藤倉 舞(ふじくら まい)

   
職名 脳神経内科医長
専門分野 神経内科全般
主な経歴 2011年(平成23年)札幌医大卒
札幌医科大学附属病院、国立病院機構、北海道医療センター、札幌厚生病院を経て、2019年4月より当院勤務
専門医・資格 日本神経学会 専門医
総合内科専門医
日本認知症学会 専門医・指導医
 

 平野 理都子(ひらの りつこ)

   
職名 脳神経内科医長
専門分野 神経内科全般
主な経歴 2013年(平成25年)札幌医大を卒業後
岩手県立中央病院、札幌医科大学附属病院、札幌厚生病院を経て、2019年4月より当院勤務
専門医・資格 内科認定医
 

田中 聡泰(たなか さとよし)

  
職名 脳神経内科医長
専門分野 神経内科全般
主な経歴 2013年(平成25年)札幌医大を卒業後
北海道医療センター、札幌医科大学附属病院、砂川市立病院を経て2024年4月より当院勤務
専門医・資格
  

診療の特徴

チーム医療体制のもと患者さんの早期の社会復帰を目指します

 パーキンソン病や神経変性疾患といった、さまざまな疾患に対し、医師・看護師・理学療法士・言語聴覚士・作業療法士などによるチーム医療体制のもと、患者さんの早期の退院や社会復帰を目指しています。CTスキャンや末梢神経伝導速度、重心動揺計、歩行分析、高次脳機能検査、嚥下機能検査などの各種検査から入院や外来でのリハビリテーションなどさまざまな場面で多職種が協働しています。

神経画像検査

 CT、MRI、頸動脈エコーなど

主な検査・医療設備

 神経生理学的検査:筋電図、末梢神経伝導検査、誘発電位、脳波など

主な治療対象

中枢神経に由来する疾患
末梢神経に由来する疾患
神経筋接合部や筋肉に由来する疾患

本文ここまで

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