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診療科・部門

乳腺専門外来

乳がん検診のすすめ

 わが国では、乳がんは女性に最も多いがんとなり、1年間におよそ78,000人の女性が乳がんと診断されるようになっています。
乳がんで亡くなる女性は1年間に14,000人といわれます。ちなみに全国での年間の交通事故死数は、1970年のピーク時の1万7000人から3700人程に低下していますので、その4倍近いと言えます。

  ただし、乳がんは早期発見されると治癒する病気です。いわゆる早期とされるStage0期、I期では10年生存率が95%近い状況です。いかに早期のうちで、乳がんを発見するかが大切か、おわかり頂けると思います。また、早期乳がんは大きさが2cm以下でなかなか腫瘤(しこり)として触れないことが多く、このため「マンモグラフィ検診」が重要となっています。
早期発見のために1年~2年に1度の検診が勧められています。
しかし、残念ながら北海道の検診受診率は、未だ他の地域に比較して低い(全国平均以下)と現状です。

「乳腺専門外来」

 検診で重要な「マンモグラフィ」は丁寧な撮影が求められ、時間をかけて行う必要があります。また、検診を受けられる皆さんに気持ちよく受診していただきたいと思い、通常の外来と分けて乳腺専門の外来と致しました。 乳房に何らかの症状のある方、あるいは一度 乳がん検診を受けてみたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお越し下さい。二次検診も承ります。
 また、当院は「札幌医科大学 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座」の全面的な協力により最適な医療を提供できるように努めております。

受診方法

予約制となるため、事前にご予約の上、外科受付までお越しください。
電話番号:0134-25-4321
予約専門ダイヤル:0120-489-275(平日14:00~16:00受付)

担当医師

非常勤医師 島  宏彰

診療日時

毎月 第3木曜日 午後(完全予約制)
   

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