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病院長あいさつ

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院長 和田卓郎

 済生会は明治44年(1911年)、明治天皇が医療により生活困窮者を救おうと創設されました。現在全国に99の病院と診療所、280の福祉・介護施設を展開する日本最大の社会福祉法人です。済生会小樽病院は1924年に小樽診療所として開設し、1952年に病院診療を開始しました。以来、施薬救療(分け隔てなくすべての人々に医療・福祉の手をさしのべる)の法人理念のもと、医療に恵まれない人のための無料低額診療、救急医療をはじめ,地域の人々に寄り添う医療に取り組んできました。2013年に現在の小樽築港に新築移転してからは、施設、医療機器を充実させ、より質の高い医療の提供に努めております。

 

済生会小樽病院は3つの急性期一般病棟、それぞれ1つの地域包括ケア病棟と回復期リハビリテーション病棟を有する総病床数258床の病院です。充実したリハビリテーションのスタッフと施設を生かし、急性期から回復期まで切れ目のない、一貫した医療を提供しています。診療科は地域が求める、消化器・内分泌内科、循環器内科、神経内科、外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科に特化しています。中でも整形外科に強みを持ち、小樽・後志2次医療圏の運動器の外傷・救急医療、変性疾患診療のセンター施設になっています。また、がん診療・緩和ケア診療、脳卒中のリハビリテーション、糖尿病診療に注力しています。

 

4月より新専門医制度が開始されました。当院は「北海道後志圏内科専門研修プログラム」の基幹研修施設として内科専門医の育成に取り組みます。同時に当院は、看護師の特定行為研修を行う指定研修機関に認定され、特定行為看護師の育成を開始しました。特定行為看護師は医師の判断を待たずに、手順書のもと、一定の診療補助(脱水時の点滴、褥瘡の壊死組織の切除など)を行います。地域包括ケアシステムのもと在宅医療で重要な役割を担うことが期待されています。小樽・後志圏の、ひいては日本の地域医療を支える優れた医療人を育成を目指します。

 

済生会小樽病院は早い時期から、医師の負担軽減に努めています。医療クラークによるカルテ、書類の代行入力など、医師の事務作業補助の体制が充実しています。国の働き方改革に呼応し、病院スタッフが無理なく、笑顔で働ける環境を心がけています。

 

老朽化した児童福祉施設「西小樽病院みどりの里」の当院敷地内への新築移転計画が本格化します。施設の患者さんとご家族の利便性も高まり、済生会が目指す医療・福祉・介護の一体提供体制が強化されます。近隣の商業施設と連携し、医療を核とした街づくりに取り組みます。

 

 少子高齢化,人口減少は地域における大きな社会問題です.変化する社会のニーズに対応し,地域の皆様が真に求める医療を創造し,健康を守り,地域の活力を生み出すのが済生会小樽病院の使命と考えます.何よりも,患者さんから済生会にかかって良かったと思っていただける病院づくりにスタッフ一同尽力して参ります.

済生会小樽病院 院長 近藤 真章


 
主な経歴 1984年(昭和59年)札幌医大卒
札幌医大整形外科入局
ペンシルバニア大学留学、札幌医大整形外科准教授、道民医療推進学講座特任教授を経て、2014年4月当院勤務。




 

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