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診療科・部門

手・肘センター

当院では手、肘の専門診療を行っています

 「手」はいつも大切な仕事をしています。食事をする、字を書く、家事や仕事をする、スポーツをする、絵を描く、楽器演奏する、などの動作はみな手が行います。そのために手は体の中で最も鋭敏な感覚を持ちます。骨、関節、筋肉、腱が精密機械のように組み合わさって、細かな動作を行います。
 けが、使いすぎ、病気によって障害された手や肘の治療には、詳しい知識と確かな技術を持った専門家である手外科医が当たる必要があります。当院では、平成26年4月より手・肘センターを開設しました。
 日本手外科学会専門医の資格をもつ和田医師、織田医師が、作業療法士と連携をとり日本トップレベルの手と肘の診療にあたります。関節鏡(内視鏡)を駆使した、負担の少ない手術に取り組んでいます。
 日帰り、短期入院の手術も行っています。手や肘の問題でお困りの患者さんはどうぞお気軽に受診してください。

代表的な手、肘の疾患には次のようなものがあります

手の疾患
  • へバーデン結節
  • 母指CM関節症
  • ばね指(腱鞘炎)
  • ドケルバン病
  • ガングリオン
  • マレット指
  • 指靱帯損傷
  • 手根管症候群
  • デュプイトラン拘縮
  • 腱断裂
  • 神経断裂
  • 三角線維軟骨複合体損傷
  • 靱帯損傷
  • リウマチ手
  • 手の骨折
  • 橈骨遠位骨折
  • 舟状骨骨折など
肘の疾患
  • 肘部管症候群
  • 肘内障
  • 野球肘
    • 関節ねずみ
    • 離断性骨軟骨炎
    • 内側側副靭帯損傷
  • 変形性肘関節症
  • テニス肘(上腕骨外上顆炎)
  • 肘関節拘縮
  • リウマチ肘
  • 肘の骨折
    • 上腕骨顆上骨折
    • 上腕骨外顆骨折
    • モンテジア骨折など
※各疾患の症状,治療法などの情報は順次ホームページで紹介する予定です。

手・肘センタースタッフ紹介

和田 卓郎(わだ たくろう)

和田 卓郎(わだ たくろう)
職名 病院長
専門分野 整形外科、手外科、肘関節外科、末梢神経外科、スポーツ医学
専門医資格、所属学会・役員 日本整形外科学会専門医
日本手外科学会専門医、代議員
日本肘関節学会 理事
日本マイクロサージャリー学会 評議員
日本体育協会スポーツドクター
経歴 1984年札幌医大卒。札幌医大整形外科学教室に入局。ペンシルバニア大学留学、札幌医大整形外科准教授、道民医療推進学講座特任教授を経て、2014年4月当院勤務。
手外科、肘関節外科の手術経験が豊富で、国内外で多くの学会発表、論文発表を行っています。特に肘関節鏡手術では日本のパイオニアの1人で、日本全国で講演を行っています。一方、札幌医大特任教授時代には北海道紋別地区で少年野球検診(野球少年のメディカルチェック)を行い、地域において野球肘などのスポーツ障害の予防に取り組んできました。

織田 崇(おだ たかし)

織田 崇(おだ たかし)
専門分野 整形外科、手外科、肘関節外科
専門医資格、所属学会・役員 日本整形外科学会専門医
日本手外科学会専門医
AO Trauma Japan評議員
骨粗鬆症フロンティア研究会世話人
経歴 1996年札幌医大卒。札幌医大整形外科学教室に入局。旭川厚生病院整形外科医長、ミシガン大学留学、千歳市民病院整形外科主任医長を経て、2014年4月当院勤務。札幌医大整形外科上肢班で3年間の研修後、米国ミシガン大学形成外科でインターナショナル・ハンド・フェローシップのプログラムを修了し手外科の研鑽を積みました。帰国後は道内外の医療施設で、手・肘を中心に年間あたり約250例の手術治療を行ってきました。中でも、手首の骨折や靭帯損傷とその後遺障害に関する診療と研究の実績が多くあります。

三崎 一彦(みさき かずひこ)

三崎 一彦(みさき かずひこ)
職名 作業療法士 リハビリテーション室係長
経歴 1990年札幌医科大学衛生短期大学部作業療法学科卒
聖マリアンナ医科大学、茨城県立医療大学、専門学校日本福祉リハビ リテーション学院主任教務を経て、2008年4月当院勤務。
患者さんの気持ちを大切にし、けがや病気になる前の動作が、再び出 来ることを目指して支援します。

山中 佑香(やまなか ゆか)

山中 佑香(やまなか ゆか)
職名 作業療法士 リハビリテーション室技術主任
経歴 2004年専門学校日本福祉リハビリテーション学院、人間総合科学大学卒業 函館中央病院勤務
2009年8月当院勤務
ひとりひとりの患者さんが生活や大切にしていることを共有し、治療に繋げていけるよう努めたいと思っております。

小島 希望(こじま のぞみ)

長谷部 あす香(はせべ あすか)
職名 作業療法士
経歴 2013年北海道文教大学人間科学部作業療法学科卒業
2013年4月当院勤務
生活、趣味、スポーツの中で思い通りに手が使えるよう、患者さんと 一緒に考え治療していきたいと思っております。

白戸 力弥(しらと りきや)

白戸(しらと)
職名 作業療法士(非常勤)
経歴

2000年昭和大学医療短期大学卒業。横浜新都市脳神経外科病院、聖隷浜松病院、札幌医科大学附属病院を経て、2015年4月より北海道文教大学人間科学部作業療法学科准教授。

再び使える手を目指して,ひとりひとりの患者さんの状態に合わせたリハビリテーションを提供したいと思っております。

論文-和田卓郎

過去5年間の主な論文発表

著書

  1. 和田卓郎:野球肘(離断性骨軟骨炎).整形外科研修ノート.齋藤知行, 大塚隆信, 久保俊一 診断と治療社,東京,454-455頁,2010
  2. 和田卓郎:テニス肘(上腕骨外側上顆炎).整形外科研修ノート.齋藤知行, 大塚隆信, 久保俊一 診断と治療社,東京,456-457頁,2010
  3. 小笹泰宏,和田卓郎:変形治癒例に対する治療.橈骨遠位端骨折:進歩と治療法の選択.斉藤英彦,森谷浩治 金原出版,東京,265-269頁,2010
  4. 和田卓郎:変形性肘関節症.整形外科研修ノート.齋藤知行, 大塚隆信, 久保俊一 診断と治療社,東京,348-349頁,2010
  5. 佐々木浩一,和田卓郎:上腕骨外側上顆炎(テニス肘を含む橈骨神経管症候群).運動器の痛み プライマリケア, 肘・手の痛み.菊地臣一 南江堂,東京,166-171頁,2011
  6. 和田卓郎:肘,滑膜ひだ障害.スポーツ整形外科.福林徹,史野根生 南江堂,東京,183-184頁,2011
  7. 織田崇,和田卓郎:肘関節部末梢神経障害 新版スポーツ障害マニュアル: 福林徹監, 篠塚昌述編 中外医学社, 東京, 67-69, 2013
  8. 織田崇,和田卓郎:肘関節上顆炎(外側上顆炎、内側上顆炎)新版スポーツ障害マニュアル: 福林 徹監, 篠塚 昌述編 中外医学社, 東京, 69-72, 2013

総説

  1. 和田卓郎:北海道における関節鏡手術の現況と展望:肘関節鏡.北海道整災外 51,172-175,2010
  2. 佐々木浩一,和田卓郎:上腕骨外側上顆炎に対する鏡視下手術.MB Orthop 24,5-10,2011
  3. 和田卓郎,佐々木浩一,辻英樹,青木光広:上腕骨外側上顆炎の起始部病変. 整・災外 54,17-21,2011
  4. 和田卓郎: 橈骨遠位端骨折変形治癒に対する矯正骨切り術の術後成績:opening wedge法とclosing wedge法の比較. 整形外科 63:1005-7,2012
  5. 和田卓郎: 整形外科最新トピックス 肘関節鏡について. 整形外科サージカルテクニック 2:92-5,2012
  6. 射場浩介,和田卓郎:アスリートの手指の外傷と障害-診断から競技復帰までのアプローチ手指関節側副靭帯損傷(PIP/MP関節).臨床スポーツ医学 29:613-618,2012
  7. 大木豪介,和田卓郎:上腕骨外側上顆炎に対する鏡視下手術臨床スポーツ医学.臨時増刊号30: 68-70, 2013

原著英文論文

  1. Wada T, et al.: Functional outcomes after arthroscopic treatment of lateral epicondylitis. J Orthop Sci 14, 167-174, 2009
  2. Iba K, Wada T, et al.: Diffusion-weighted magnetic resonance imaging of the ulnar nerve in cubital tunnel syndrome. Hand Surg 15, 11-15, 2010
  3. Sasaki K, Wada T, et al.: The detection of the capsular tear at the undersurface of the extensor carpi radialis brevis tendon in chronic tennis elbow: the value of magnetic resonance imaging and computed tomography arthrography. J Shoulder Elbow Surg 20, 420-425, 2011
  4. Tanaka Y, Wada T, et al.: Effect of elbow and forearm position on contact pressure between the extensor origin and the lateral side of the capitellum. J Hand Surg Am 36, 81-88, 2011
  5. Wada T,et al.: Clinical outcomes of corrective osteotomy for distal radial malunion: a review of opening and closing-wedge techniques. J Bone Joint Surg Am 93, 1619-1626, 2011
  6. Sasaki K, Wada T, et al.: Radiocapitellar cartilage injuries associated with tennis elbow syndrome. J Hand Surg Am, 37:748-54,2012
  7. Wada T, et al.: Corrective Osteotomy for Distal Radius Malunion: The Two-Bone Technique. JBJS Essential Surgical Techniques 2,1-14,2012
  8. Sasaki K, Wada T, et al.: Innervation pattern at the undersurface of the extensor carpi radialis brevis tendon in recalcitrant tennis elbow. J Orthop Sci 18:528-35,2013
  9. Ozasa Y, Wada T, et al.: Nonunion of the ulnar styloid associated with distal radius malunion. J Hand Surg Am 38:526-31,2013
  10. Oda T, Wada T, et al. : Reconstructed animation from four-phase grip MRI of the wrist with ulnar-sided pain. J Hand Surg Eur 38:746-50,2013
  11. Kanaya K, Wada T, et al.: The Thompson procedure for chronic mallet finger deformity. J Hand Surg Am 38:1295-300,2013
  12. Iba K, Wada T, et al.: Reconstruction of chronic thumb metacarpophalangeal joint radial collateral ligament injuries with a half-slip of the abductor pollicis brevis tendon. J Hand Surg Am 38:1945-50,2013
  13. Wada T, et al. Efficacy of Axillary Nerve Block in Elbow Arthroscopic Surgery: A Randomized Trial, J Shoulder Elbow Surg 23:291-296, 2014

論文-織田 崇

過去5年間の主な論文発表

原著

  • Oda T, Wada T, Iba K, Aoki M, Tamakawa M, Yamashita T. Reconstructed animation from four-phase grip MRI of the wrist with ulnar-sided pain. J Hand Surg 38E: 746-750, 2013.
  • Diaz-Garcia RJ, Oda T, Shauver MJ, Chung KC. A systematic review of outcomes and complications of treating unstable distal radius fractures in the elderly. J Hand Surg 32A: 824-835, 2011.
  • Chung, KC., Oda, T, Saddawi-Konefka, D., Shauver, MJ. An economic analysis of hand transplantation in the United States. Plast Reconsrt Surg 125: 589-598, 2010.
  • Oda T, Pushman AG., Chung KC. Treatment of Common Congenital Hand Conditions. Prast Reconstruct Surg 126: 121e-133e, 2010.
  • 織田 崇、村岡幹夫.手根管症候群の電気生理学的重症度と臨床症状との関連。日手会誌30:439-441、2014.
  • 織田 崇.橈骨遠位端骨折後の手指可動域制限の遷延に関連する因子-掌側プレート固定術後症例の解析.日手会誌29:235-237、2012.
  • 今井恒志郎、渡辺研二、村岡幹夫、織田 崇.上腕骨近位部骨折に対するDeltoid-Splitting Approach.新潟整外誌28:123-126、2012.
  • 村岡幹夫、渡辺研二、今井恒志郎、織田 崇.手根管症候群の電気診断における正中-尺骨神経比較法の有用性.新潟整外誌28:43-47、2012.
  • 織田 崇、和田卓郎、射場浩介.神経鞘腫と鑑別を要した上肢発生悪性軟部腫瘍例の臨床像と画像所見の検討-神経鞘腫との比較.日手会誌27:211-214、2010.
  • 佐々木浩一、和田卓郎、射場浩介、織田 崇、小笹泰宏.リウマチ肘に対する関節鏡視下滑膜切除術の短・中期成績.日手会誌26:419-422、2010.
  • 佐々木浩一、和田卓郎、恩田和範、射場浩介、織田 崇、青木光広.上腕骨外側上顆炎におけるECRB起始部病変の免疫組織学的検討.日肘会誌17:1-3、2010.

総説

  • 織田 崇、山下敏彦. 新しい臨床研究の統合型分析手法-EBM確立のために. 臨整外53:1079-1083、2010.

著書

  • 織田 崇、和田卓郎: 肘関節部末梢神経障害.新版スポーツ障害マニュアル.福林徹監、篠塚昌述編.中外医学社、東京、67-69、2013.
  • 織田 崇、和田卓郎: 肘関節上顆炎(外側上顆炎、内側上顆炎)新版スポーツ障害マニュアル.福林徹監、篠塚昌述編.中外医学社、東京、69-72、2013.
  • 織田 崇、和田卓郎: 関節造影.肘関節外科の要点と盲点.金谷文則編.文光堂、東京、50-55、2011.
  • 織田 崇、和田卓郎: 使いすぎ症候群治療の基本.肘関節外科の要点と盲点.金谷文則編.文光堂、東京、82-83、2011.
  • 織田 崇、和田卓郎: 上腕骨外側上顆炎.肘関節外科の要点と盲点.金谷文則編.文光堂、東京、244-247、2011.
  • 織田 崇、和田卓郎: 内側アプローチ.肘関節外科の要点と盲点.金谷文則編.文光堂、東京、262-263、2011.
  • 織田 崇、和田卓郎: 腫瘍または類似疾患(滑膜性骨軟骨腫症)に対する手術適応と術式.スキル関節鏡下手術アトラス.手・肘関節鏡下手術.別府諸兄編。文光堂、東京、198-202、2011.
  • 織田 崇、和田卓郎: 上腕三頭筋皮下断裂.整形外科臨床パサージュ. 5 手・肘の痛みクリニカルプラクティス.加藤博之編.中山書店、東京、85-87、2010.
  • 織田 崇、和田卓郎: 滑膜ひだ障害.整形外科臨床パサージュ. 5 手・肘の痛みクリニカルプラクティス.加藤博之編.中山書店、東京、88-91、2010.

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